ライフプランニングサポート ブログ 【 村田 正一 - LPS BLOG 】

糺の森

学生時代、友人の下宿が「糺(ただす)の森」の近くにあり、よく入り浸ったものです。

漠然と広さや緑の多さは感じていたものの、歴史も知らず、価値もわからず、せっかく世界文化遺産になった下鴨神社を味わうことなく卒業してしまいました。

東京ドームの3倍の広さに4700本の原生林が宿り、その中を4つの小川が流れています。

神社には珍しく落葉樹が多いため、明るい森であることも大きな特徴です。


5月15日は葵祭り。

歴史の町ならではの雅な祭で、毎年選ばれる勅旨や斎王代など総勢500名以上の行列が平安の衣装に身を飾り、御所から下鴨神社、上賀茂神社へと進みます。


今年の祭り見物は適いそうもありませんが、時間を作って糺の森で寛ぎたいと思っているところです。

ハナミズキ

毎春数千人の人々が訪れるポトマック河畔の桜が、100年前に尾崎行雄東京市長から送られたことは有名な話です。

そこで現在咲き誇るのは伊丹市東野村の桜。

米側から返礼として贈られたハナミズキは伊丹の小学校で大木となり、また、ポトマックから里帰りした苗木が日米友好の証として瑞ヶ池公園(伊丹市)に。


今年はいつもと違った目でハナミズキを観賞しております。

色彩の変化

ある大手企業の新人研修で、東京のホテルの窓から桜を見ながら朝食、というシチュエーションに日をおいて数度恵まれました。

大きな窓を埋め尽くした満開の桜、その隙間から見える青い空。

その青の面積が急に広がったかと思うと、目にやさしい緑が目立ってくる。


わずか1週間とういう短い期間でしたが、ガラス越しに見える色彩の変化が新鮮で、清々しい緑が研修で担当しているフレッシュな面々と重なり、思わずエールを送りたくなりました。

新老人

「65歳は高齢者ではない」ー100歳で今なお現役の日野原重明さんが発すると説得力があります。


75歳以上を「新老人」と定義し、高齢者だからと内向きにならず、それぞれのやりかたで社会に貢献しようと運動してこられたそうです。

2000年に発足した「新老人の会」は現在1万2千人。

フェイスブックを活用し、3万人を目指すとか。


アフリカから来た青年が、「日本に来たらおじいさん、おばあさんが多いので驚いた」とテレビで語っていました。

彼の国の男性の平均寿命は45歳だと。

これだと私はとっくに死んでいます。


政府もマスコミも高齢化社会をマイナス思考で捉えがちですが、平均余命が年々伸びていく現実に感謝し、有意義に過ごしていきたいと思います。

甲子園と干支

久しぶりに大阪(大阪桐蔭)が優勝した春の選抜高校野球。

甲子園は、高校野球に限らずアメフトなど様々なスポーツにおいても聖地であり、ブランドです。

ゆえに俳句甲子園、パソコン甲子園などあらゆる分野で日本一を競う大会の称号としても使用されています。


ところでこの甲子園という名称は、甲子(きのえね)という縁起のよい年に作られたことから名づけられたといいます。

なるほどと頷きながら甲子がわからないので少し調べてみました。

誰でも知っている子丑寅で始まる「十二支」とは別に、古代中国で考えられ日本に伝えられた十干(じっかん)という干支があります。

世の中は全て「木」「火」「土」「金」「水」からなるという思想で、その5つを陰(兄)と陽(弟)に分け、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の10の干支としたものです。

昔の通信簿で使われていた評価はここから来ていたのですね。

甲は草木の芽生えを意味し、子は水を意味します。

どちらも上記のふたつの干支の一番初めに位置し、また水を吸って木が育つ相性がいい関係は自然界の調和を表し、たいへん縁起がよいとされているそうです。


ちなみに、十二支と十干、12年周期と10年周期ですから、同じ組み合わせが起きるのは60年に一度しかありません。

生まれた年のふたつの干支(暦)に戻るのは60歳、すなわち還暦になります。


ちょっとネットで紐解いただけで、暦の由来を知ることができました。

限の良い新年度

桜の開花予想が発表されました。

平年より少し遅めとはいえ、霞がかった薄紅色の景色の中でいつも通り新年度が始まります。

入社や入学が限の良い月曜から始まる年ですが、爛漫の桜の時こそ記念すべきスタートに相応しいと感じるのは日本人のDNAとさえ思えます。


秋入学議論は必然なのかも知れませんが、私はこの季節に新たな出発をしたいです。

選抜高校野球宣誓

選抜高校野球に21世紀枠で出場した石巻工業の阿部翔人主将の選手宣誓は日本中に感動をを与えてくれました。


2分間という異例の長さでしたが、実体験に基づいた言葉の重さに圧倒され心に染みました。

自らが被災して臨んだ甲子園。

野球をやりたい一心でチームのメンバーがグラウンドの泥をかき出す姿を見て、自衛隊や米軍・ボランティアなど大勢の人が手伝ったと言います。


残念ながら2回戦には行けませんでしたが、宣誓文通り、全力で戦い、最後まで諦めない試合を見せてくれました。


東北の、いや、日本の底力をありがとう!

銭屋アルミニウム

先だって、 秘密主義で知られたアップル社が、iPhoneやiPad等の部品の調達先・製造の委託先など156社を発表しました。


リストの中に日本企業が多いことに感動しながら眺めていたところ、大阪府池田市の銭屋アルミニウム製作所という名前が目に入りました。

私の実家から数分の所にある、正直立派とは言えない見慣れた古い社屋。

海で使うブイで有名だったので技術力はあったのでしょうが、主に家庭用のアルミ製品を扱っていたあの会社が、売上高の7割をアップル社向け製品で占める会社に成長していたとは。


超一流レストランも、優れた料理人達なしではその存在はあり得ません。

あのアップルの厨房であの銭屋が腕をふるっていたことを知って胸が躍ってしまいました。


ちなみに、銭屋という商号は、徳川時代に海外で活躍した豪商錢屋五兵衛の生き様に深く共鳴した創業者竹安猪三郎がその名をもらってつけたとのこと。

創業者の志を受け継ぎ、世界に羽ばたく企業に成長したのです。


地元民として、ちょっと誇らしいニュースでした。

春一番

山口を除く中国地方で 、今年全国最初の春一番が6日に観測されたというのに、冬に逆戻りした感があります。


この「春一番」、毎春初めて吹く強い風のように思い込んでいたのですが、なかなか厳しい条件がつけられていて、「観測せず」の年もあります。

気象庁は、
?発表する期間は立春から春分の日まで
?日本海に低気圧がること
?強い南よりの風(風向は東南東から西南西まで、風速8m/s以上)が吹き
?気温が上昇すること
を目安にしているそうです。

つまり、期間も風速も厳密に定められていて、前日より気温が上がらなくては「春一番」とは呼べません。


言葉の響きだけで季節の移ろいを感じさせてくれます。

ただし騙されてはいけません。

この突風、春の訪れを感じて気の緩みがちな我々に、活を入れているような気がします。

人気企業ランキング

先日の日経新聞「大学生の人気企業ランキング」によると、トップ10のうち9社まで保険、銀行などの大手金融機関が独占していました。


わが身を金融の世界に置きながらいうのも気がひけますが、横並びで安全圏に逃げ込んでいるような、独自の夢がないような、あるいは小さく纏まってしまっている観があり、タメ息が出てしまいました。


今の若者達が育った環境のせいなのか、若者たちから夢を奪ってしまった我々大人が悪いのか。

特に、少子高齢化を放置し日本の成長を諦め、ゆとり教育なるもので子供たちから競争力を削いでしまった政治家や官僚たちの責任は大きい気がします。 


アメリカのように数年置きに魅力ある企業が登場する、そんな土壌を我が国も再構築して欲しいと切望します。


かつて町工場からソニーやパナソニックが生まれたように。


そしてこの国の未来を担う若者が、自由な発想と夢を持って、様々な分野に挑戦していける国になってくれることを心底願っています。